香港は、近いし、安全だし、買い物天国だし、女性グループで行くのにはもってこいの国だと思います。
ともすれば日本より清潔な街並みに安心しすぎてしまったのかもしれません。最終日の夜、買ったばかりの化粧品が置き引きにあってしまいました。
ショックだったけれど、クレジットカードで買ったものだったので盗難届けを出せば保険が降りるかもしれないと思って近くの警察に向かいました。
当然だけれども、香港の警察では日本語が通じません。
カタコトの英語と身振り手振りで被害の様子を伝えようとするけれど、なかなかうまくいかず、警察官も困り顔。
それでもくじけず長々とボディランゲージを続けた結果、私の話をどれくらい理解してくれたのかはわからないけれど、とりあえず盗難証明書を書いてくれることになりました。
奥の取調室に通されて、調書作成の為の取調べがはじまったのですが、担当の警官がめちゃくちゃ頼りない。
のらりくらり仕事をする上に、「終わったら一緒に飲みに行こう」などと無駄話ばかりするのでやたらと時間がかかりました。
その上できた証明書を見せてもらうと国籍欄に何故かイギリス人と書かれてあります。
いや、どうみても日本人なんですけど・・。
恐るべき、香港警察の仕事っぷり。
でも、こんな訳のわからない日本人の相手を一生懸命してくれた彼らにはとっても感謝しています。